おまっちゃん②

「おまっちゃん」とは私の母「マス」さんのこと

名前がカナカナの「マス」 おマスさんからおマッちゃんに変換された模様

上あごの糸切り歯の1本が金歯

名前も金歯も昔の流行りの「おまっちゃん」

 

「おまっちゃん①」から続く

曖昧な言い方と、言動から「もしや認知症???」かと、ゾワッと感じた私は、母に認知症検査を勧めた。単なる加齢による物忘れレベルであることを願い気楽に行こうと提案した。

おまっちゃんは想像以上に抵抗した。

強行な抵抗の理由は、自分でも自覚症状があって、怖くて抵抗していたんだと、後で知った。おまっちゃんは介護福祉士で特別養護老人ホームでヘルパー長も経験したため、認知症の知識があった。

実は2年前からMRI検査や認知症検査を受けていた。意識をたまに無くすとかで検査しているとは聞かされていたが、本人は認知症検査をされているとは知らなかった様子で、問題はないと言っていた。認知症検査に行くいかないでの押し問答で、検査なら来月予約を入れてある。と、しぶしぶ言い出した。

検査???来月????なに?????どこの病院???

何とか聞き出した病院に電話を入れた。電話ごしではプライバシーの問題もあるからと詳細は難しいといいながら、状態が聞けた。

2年前からアルツハイマー型認知症であると診断している。本人には言えず、付き添いの夫(私の父)は聞く耳がなく(かなりの偏屈で生活に支障ないから大丈夫だと言い張ったらしい)他の家族の理解を求めていた。まだ軽度で生活に支障はそれほどないが、病院としては心配な患者のようであった。そして車も運転していた。何故か父は運転できず、母がどこでも運転し出かけていた。

すぐさま診察の予約を入れ、付き添う旨を伝えた。

診察当日、親不孝の塊のような娘に初めて付き添われての通院に、「おまっちゃん」はかなり緊張している。

病院では長谷川式とMMSE認知症テストをまず受ける。そわそわしている「おまっちゃん」は手帳を見ながら今日の日付など聞かれる項目を確認している。

そして「おまっちゃん」は言った。

「簡単なテストなのに答えられなくで笑われないかな~」

「恥ずかしい。。。。情けない」

 

笑われる はずかしい 情けない・・・・・

老ゆるという現実に向き合うということに触れた気がした

 

 

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