訪問販売

あの手この手でやってくる訪問販売

「ピンポーン」して出てくる確率が高い 古い戸建てに住む 一人暮らしの高齢者がターゲットだ

認知症は関係ない 元々しっかり者でも 80歳になると 判断が短絡的になるためか 匠な話術にやられる

元々真面目で責任感の強い人は 赤子の手を捻るように簡単なのかもしれない ただ不安を煽るだけで良いのだから

そして タンス預金を期待しているのかそれとも足がつかないからからか 現金回収ばかりだ

 

①床下乾燥剤の敷設とファンの取り付け (80歳前半女性)

谷間の家で湿気が溜まりやすい地形に建つからか 湿気解消 家が腐らないようにと勧められたか

1回目 乾燥剤を床下に撒く ファンの取り付け 総額88万円 →現金支払い済

2回目 乾燥剤が足りないからと追加工事 40万円 →現金支払い済

3回目 まだ乾燥剤が足りないと追加工事 55万円

→包括支援センター担当者と訪問中に 被害に気づき 作業後であったが

クーリングオフ期間中に工事していたことが幸いし 集金にきたその場で クーリングオフ宣言 追い返す

②屋根の補修 (90歳代前半女性)

屋根が壊れていると煽り 修理が必要と勧められ契約 約30万円

→契約後本人が不安になり ケアマネージャーに相談し クーリングオフ発動

③ガス湯沸かし器 (80歳代前半女性)

古いしそろそろ壊れる時期だからと 交換を勧められ契約 若い女性が営業 総額35万円

→玄関に置いてあった見慣れぬ封筒を発見し 被害に気づき クーリングオフ発動

現在 料理もしなければ お風呂もディサービスで入るので 湯沸かし器の出番はない生活 壊れても支障はない

結果結果交換する必要はなかったし いまだに壊れていない

④分電盤の交換 (80歳後半男性)  漏電 火災の原因と不安を煽られ契約 16万円

→ ヘルパーさんが 訪問客の情報を不信に感じ 本人から情報を聞き出す

冷静に判断できない状態での契約とし クーリングオフ発動

念のため消費者センターに通告

会社名を聞かれ 「えーっと (書類を探しながら)確かAB……」「ABCDでんきですか」「!!」

市内では有名な訪問販売会社らしい(笑)

消費者センターから その業者に勧告是正の通知はできないのか 聞いてみた

商取引の妨害と反論される場合もあるので むやみに注意することはできないとのこと

なるほど商売の邪魔になる可能性もあるのか 難しい

 

以前のクーリングオフの方法の基本は

内容証明書の文書を作成し 郵便局に出向き 特別な手続きをして郵送しなければならなかった

なんとも面倒な手続きだった

今は 電子メールかはがきを一方的に送ることでクーリングオフと認められるようになった

業者から渡される クーリングオフの説明書にもそう説明されている

とはいえ 郵便事情もあるから はがきが届くうちにクーリングオフ期間(8日間)が過ぎてしまったどうなるの?とか

メールが届かないとかはがきが届かないと言われたら アウトだ

余計な心配が頭をよぎる

 

クーリングオフをする際 まず とりあえず業者にクーリングオフの意向の電話してみる

大概 あっさり「電話でクーリングオフOK」と言われる

ぐちぐち拒んで追いかけた挙句 トラブルになって業務停止になるほうが厄介と思っているのか

クーリングオフ期間を過ぎ 無事工事がとれる客を多く確保したほうが効率が良いと考えているのか

なんともあっさり引くところが 逆に不気味だ

念の為 消費者センターに 電話でクーリングオフは大丈夫なのかと質問する

「先方が受け付けたと言っているなら大丈夫かとは思うが 心配ならはがき電子メールで押さえるのが確実」と説明を受ける

「あと2度と同じ家に営業に来ないよう 付け加えるように」とも説明を受ける

何回もターゲットにすることが禁じられているらしく 宣言しておくと良いとのこと 同じ会社が営業に来なくなるらしい

なるほど!!

 

独り暮らしの高齢者が匠な話術にそそのかされるのは ある意味仕方ないかもしれない

オレオレ詐欺 ロマンス詐欺 投資詐欺 警官を装い信用させてお金を出させる 等 あの手この手のいたちごっこ

ある高齢者の家で 代わりに電話に出たら 警察云々と言い出した いかにも詐欺電話だ

しばらく話を聞いた後 詐欺と突いたら 逆切れされ怒鳴られた という経験がある

ひっかける方も必死だ

もはや高齢者だけの被害ではない いつなんどき自分も被害に遭うかもしれない

いまのところ 自分の身は自分で守るしかないのだ

あっちの火消しこっちの火消しに奔走し ダークな社会に触れる度に 気が滅入ってくる