たらい回し
突然の出来事が発生し、直ちに配達記録が付く郵便物を出す必要となり駅前の郵便局に向かった
郵便受付窓口は長蛇の列
しばらく並びやっと順番が
私「内容証明でこの封書送りたいのですが?」
郵「内容証明はここでは受け付けていません。本局へ行ってください」
そんなんだ~と本局まで歩くこと10分
内容証明のことやらなんだかんだ考え事しながら途中のイオンでトイレを拝借したら、
携帯を個室に置き忘れるという失態付き(苦笑)
本局に到着し
私「内容証明でこの封書送りたいのですが?」
郵「内容証明は書式の決まりがありこのままでは送れませんが」
私「・・・」
内容証明を出したことは今までなく、調べる間もなく郵便局に来たため詳しいことは知らなかった
私「先方に確実に配達してもらえてしかも配達記録がこちらに分かるものであればいいのですが」
郵「それなら、簡易書留か配達記録付き郵便ではいかがでしょうか」
私「では配達記録付き郵便でお願いします」
というやりとりで配達記録付き郵便をその日のうちにだすことができ万事休す
私のニーズは
『配達記録が付く郵便物を出したい』 ということ
それを言い表す言葉が不適切で『内容証明』と言ってしまい
最初の担当者はそのまま受けて『ここの窓口ではできない』となった
忙しい中一呼吸おいて真意を聞く姿勢があれば
『配達記録が付く郵便物を出したい』と聞き取れたかもしれない
次に
あるお客様の相続手続きで携帯電話の解約を代行した時の話
ドコモ携帯と家の光回線と自宅電話が一緒の契約になっていた
それを家の電話だけを残し他を解約する
という手続きが、これほど大変だとは想像していなかった
どこに言えば希望の形になるのか分からないので
順に電話をかけた
ドコモ⇒NTT東日本⇒ドコモ⇒NTTファイナンス⇒NTT東日本・・・・
どこもかしこも自分のところの手続きしか説明しないので、全体が見えず
また戻るの繰り返し、どこも延々と待たされるし相続人がその場にいないとならないので
厄介極まりない
やっとこまずドコモショップにいって名義変更が必要と分かりショップで名義変更を行った
これで手続きが進むと思いNTT東日本に電話をすると
名義が変わっていません!ハガキが届くまで待ってください!というではありませんか
ドコモは直ぐに名義変わるっていったのに???何故??
NTTファイナンス⇒NTT東日本⇒ドコモ・・・
とまたかけまわす
こちらも質問の仕方は深くなり突っ込めるようになってきた
電話に出る担当者のレベルによっても対応が全く違う
深い知識がない人に当たるとその場しのぎの回答で終わる
ようやく手続きの全体像がつかめてきた
深く聞かない限りどこも詳しく説明しないし、「他社のことは分かりかねます」と最後にはいう
流行の他社サービスをまとめることは簡単にするのに
バラすことはこんなにも面倒だということが良く分かった
「契約者が亡くなり、だからこういう形にしたい」と言い続けて連絡しているのに
方々で手続きしないとならないとは本当に大変である
私でもうんざりしているということはそのまま放置してしまう人も多いだろう
自動引き落としのまま放置し続ければ、利用料は永遠と取られ企業の思うつぼだ
自動引き落としが出来ないと2か月程度で電話は即止めるから、企業側が上手い
一次的な判断としては郵便局の担当者も悪くはないし、ドコモやNTTの電話担当者も悪くはないが
これからは、人材的に真意を読んで的確な行動やアドバイスが幅広くできるようにならないと
そして優しい街にならないと今後更なる高齢社会は混乱をきたすに違いない
と思う出来事だった